2026/07/23 20:34
評論家の山田五郎さんが逝去されました 森永卓郎さんにしてもそうですが 60代後半で癌でお亡くなりになる方を知る度に 自分も他人ごとではない気になります 管理人の父親も60代後半で胃癌が発覚し 胃の三分の二を切除しましたが 結局のところ肝臓に転移して70歳で亡くなりました 巷で聞いた話ですが 中途半端に胃を残すのはもうダメと言うサインのようです 働き盛りの人ならごっそり胃を全摘出するのが基本らしいです なぜ三分の一だけ残すかと言えば 十二指腸が胃の代わりをするには年齢的にきついんでしょうな ぶっちゃけの話 もうあかんやろしせめて余生は好きなもの食べて過ごしてね ということなんでしょうね まっ 想像ですけど...(^-^; 山田五郎さんも森永卓郎さんも たまにYouTubeで拝見させて頂いてました 森永さんはもちろん経済関係の話で 世間がこぞってNISAブームに沸いていた頃 そのカラクリ?を静かにかつ不気味に語っていたのが印象的です 誰に忖度することもなく 世間が浮かれている裏で自らの持論をあからさまに語っている姿に ちょっとだけ自分と同じような匂いがしました その論の真偽は問題ではなく あえて多数派から離れた視点でものを見るというか まあいわゆるヘソ曲がりってやつです。。。 山田五郎さんも似たようなタイプなのですが この人の場合はカルチャー系なのでだいぶポップなノリです 彼の趣味のひとつである腕時計談義を何本か観たのですが この方がグランドセイコーを褒めまくる動画を見て 管理人もグランドセイコー買ったんですよね~ ま 別に腕時計収集の趣味はないですけど 今まで使っていたのが買い替え時のタイミングだったので どうせ買うなら一生ものになる一本にしたかったのですわ 時計趣味の人はたいがい機械式に目が行くのですけど 管理人はクオーツのモデルにしました これは管理人の持論ですが 機械式しかなかった時代に初めて腕時計を買った人は クオーツがふつうにある現在 あえて不便でお金のかかる機械式を選ばないのではないかな というのは 管理人は中学入学祝いで初めての腕時計を買ってもらいました 他の子もほとんどそうだったです 今の感覚では初めてのスマホを買ってもらうようなもんですな で 当時は当たり前に機械式です というか機械式以外という概念すらなかったです ゼンマイも手巻きかちょっと奮発すると自動巻きでした なのでしょっちゅう腕を振っていました で その後世界を席巻したクオーツショック いち早く量産に踏み切ったセイコーが スイスを初めとする名だたるブランドを震撼させました まあ管理人も含め世間は驚きましたよ それはそうでしょう 毎日数十秒誤差が出る機械式しか知らないので 数日で数分狂っているのが時計の当たり前でしたね その当時正確な時刻を知るには電話の時報を聞くか NHKの正午の時報しかなかったです 誰もいちいち時計の時間なんか合わせなかったです 15分ぐらいズレてようやく合わせ直す感じです そんな状態から出たクオーツなので 今まで一日に数十秒から1分近く狂っていたものが 一ヶ月で15秒ぐらいしか狂わないのですから まさにショックでした なので 管理人世代からそれ以前の人はこの衝撃が忘れられないのです クオーツ=神 機械式=めんどくせー そんなイメージが焼きついちゃっているので やっぱり管理人もクオーツ派なんですよね ま 時計収集趣味の人なら話は別ですけど やっぱり日常使う時計は手軽で正確な実用的なものでないとね で 逆に すでにクオーツ時計が氾濫していた世代は 機械式がエモくてロマンってな気になるんですよ 今やクオーツ時計なんてダイソーでも売ってますので(^.^) グランドセイコーの話に戻ります 一生ものにするならそれなりのお金は出すべきだとは思いますが 管理人的には付加価値で値段取ってるものは嫌いなので ただ三針と日付機能だけあるいちばんシンプルで実用本位なモデルにしました 結果的にグランドセイコーの中ではいちばん安いモデルなのですが 性能や仕上げに一切の妥協はありません 素(す)のモデルにこそ感じるグランドセイコーのこだわり 針やインデックスの仕上げが凄すぎる~ 管理人も金属加工の経験があるのでその手間がわかるんです あと9Fクオーツと呼ばれるムーブメントは特筆ものです クオーツを超えたクオーツと言われています 一般的なクオーツの誤差は一ヶ月で15秒ぐらいと言いましたが この9Fクオーツはなんと一年で10秒以内を公称しています 実際購入してから2ヶ月以上経ちましたが 感覚では0.5秒ぐらい進んだかな?と感じる程度です それなら電波時計でええやんって? いやいや自力で精度を保つってとこに意義があるのですよ(-ω-) デザインはオーソドックスなので若い人向きではないのですが 60代から生涯愛用していくにはピッタリで気に入っています 誰かがグランドセイコーで酒を飲めると言ってましたが ほんとこれを眺めながらウイスキーをチビチビやれますよ 時計趣味の長男が持っているロレックスやオメガも見たのですが やっぱり西洋との感覚の違いを感じてしまいます 引き算の美学ってのかな 何かを足して価値を上げるのではなく 引いていくことで初めて出せる美しさ... 海外の人が言うには グランドセイコーを見て日本刀を連想するそうです 確かに針なんかの仕上げはそれっぽいです 日本刀の美しさも 鍛錬したハガネから削って削って砥いで砥いでようやく生まれる これもまた引き算によるものです 考えてみれば 人生もそんなものなんだと思うのです 60歳過ぎたらもう足し算はやめて ひとつずつ引いていく生き方がいちばん楽なんですよね これまで長年足し続けて来たものをいかに引くことが出来るか 体にこびり付いた垢をこすり落とすように 人生の晩年は美しくありたいものです 管理人のひとり言
