2023/12/31 17:57

管理人も還暦過ぎて数年になりますが

近頃ちょっと思うことがありましてね...

ふとこれまでの人生の大半を振り返ってみると

何と言うか「もらう」ことばっかりに気が行ってたのではないかなぁ~って

就職して結婚して家庭を持って・・・

何の変哲もないごくごくふつうの人生なんですが

それらひとつひとつを分析してみると

ずっと何かをもらうために生きてきたような気がします

お金をもらうために就職して

安らぎをもらうために家庭を築いて

まあ今であれば

老後の安心をもらうために倹約して少しずつでも貯金してるわけですわ

もちろんそれなりの頑張りと努力の対価として受けるものではあるのですが

どうも人間の思考的には「もらう」っていう概念が先に立ってしまうんですよね

まあすべての生き物はそういった自我を根底に生きているので

当たり前と言えば当たり前なんですけど…

でもその反面 生き物には「あげる」という概念も存在するのです

動物や鳥でさえも子供にエサを与えたりしますわな

ただこれは自分の子供限定という条件であれば

それは紛れもなく自我となるのですけど…

万人万物に対する「施し」という意識は

なかなかそう簡単には持てるものではないですな

仏教ではこれを「布施行」と言います


今年から健康管理を目的に献血を始めました

で先日 4ヶ月ぶりに行った時にです

看護士さんからほんと丁重な感謝のことばを頂きましてね

自分的にはボランティア意識はあんまりなかったので

なんかこっぱずかしかったんですわ

散髪ついでのすきま時間にですね

温かい飲み物やお菓子をもらえて

帰りにはおみやげ?までもらえて

血液検査もしてもらえて…と

実はやっぱりもらう意識が先に来てしまうんですよね

でも確かに実際 自分の血をギブしてるわけでして

いつかどこかで見ず知らずの誰かのお役にたってるんです

まあ献血ってそれが本来の目的なんですけどね

管理人の動機が卑しかっただけで~す(*'ω'*)

考えてみたらこれもひとつの布施行になってるんだな...って

管理人も人生の最終コーナーにすでに入ったので

これからは「もらう」より「あげる」方に少し意識を向けようと思いましてね

仏教的に言う布施行というのは与える側の修行なので

ちゃんと施している自覚を持っていなければならないのです

施しをさせていただきます...っていう気持ちが大事なのです

かたや受ける側も施しをいただいた自覚を持たないと意味がないんですよ

知らず知らず結果的にあげたもらったってな状態ではダメなんです

言ってみれば縁のキャッチボールですなこれは

布施は「喜捨」とも言います

字の通り喜んで捨てることです

捨てるって何となくイヤな言い方ですが

物惜しみの心を捨てるって意味なのです

ブッダのことばにもこうあります

分かち合うことによって物惜しみに打ち勝て

なので上から目線であったり渋々与えることは布施行にはなりません

管理人も今後は健康管理だけでなく

見知らぬ誰かのために献血をしよう!としっかり意識するようにします




さて 今年も大晦日は長男次男が来てパーティーです

痛風を経験してからはアルコール量をセーブしてる管理人ですが

年末年始ぐらいは浴びるほど飲んでもバチは当たらんやろ~ たぶん。。。

長男は既婚ですが まあ今時と言うか

毎年年越しはそれぞれの実家で気兼ねなく過ごすことになっています

お嫁ちゃんを交えての年始パーティーは後日実施です

相変わらずパーティーばっかりやのォ~(*^^)v

次男は私たちからすれば未知の地で未知の世界?を過ごしていますので

いつも帰る度に話のネタは尽きないです

まあそれぞれでプチ心配ごともありますけどね

みんな何とか無事切り抜けた一年でした

ののさまのご加護でしょうかね

ひいてはののを支えて下さっているみなさまのお陰です

あらゆる出会いあらゆる縁に感謝…です

終わり良ければすべて良し…そして

良い終わりは良い始まりへと繋がるのです

なのでやっぱり今年も最後は

盛り上がって笑いの絶えない年越しになりそうですな(*^▽^*)

食べて飲んで酔って

話して聞いて笑って

それが我が家のギブアンドテイクってことでぇ~




このシトにはだいぶギブしてますけどねっ

まあ たまに癒してくれるけど。。。

それがチミとのギブアンドテイクってことでぇ~




一年のご愛顧誠にありがとうございました

来年もみなさまと楽しいギブアンドテイクが出来ますように


布工房のの