2023/06/07 21:07
ののが仕事中に聴くラジオが欲しいと言い出しましてね これまではテレビをチラチラ観ながら作業をしていたのですが やっぱりつい画面の方に気が散ってしまうようです しかも近頃のワイドショーは陰気くさいネタばっかり そりゃ軽快な音楽を聴きながらの方が作業も進むって 電気代の節約にもなりますのでね せっかくやしそこそこええの買うか… パナソニックの1万円近くするスタイリッシュなやつ ラジオ専用機でこの値ならば さぞかし感度も音質もバッチリなんやろうなぁ アマゾンでポチッと翌日に届きました さっそくセッティングして聴いてみると え~っ!KBS京都一局しか受信できませんがな(泣) 薄々想定してましたが。。。 我が家はFM放送入りにくいんですよね~ まあ伸縮式ロッドアンテナの室内受信では当然と言えば当然 でもこれで諦めるわけにはいかないっす 高っかいラジオなので… 室内受信がダメなら屋外アンテナ作るしかないな。。。 さっそくネットで自作アンテナの情報収集 自作するならT字型のダイポールアンテナと言うのが一般的です で 電波を拾うT字の横棒の長さがポイント むやみに長くすれば良いってなものではないのです 電波は共振現象によって受信するわけですので 周波数に応じた長さにしなければなりません 理論上最適な長さは143÷受信する周波数(単位はメートル) FM帯は75~90MHzぐらいの範囲ですが とりあえずFM802という放送局を基準にしました 周波数は80.2MHzなので143÷80.2で約1.8メートル これが横棒の長さ 結構長いでしょ 頭の中で設計図は出来上がりましたので次は材料集め 我が家にあるDIYの端材を寄せ集め 職場で使い道のない古い電線などを頂きました まずは屋外アンテナなので 壁に穴を貫通させて線を通します 良い子のみなさんはむやみに壁に穴をあけてはいけませんよ 壁の中には建材や電線管が通っているので下調べが必要です 上階に水回りがある家では水道管が通ってることもありますのでね うっかり穴をあけてしまうと地獄絵図です T字型の横棒はアルミ棒がベストですが 電線を這わすだけでも充分効果があります 出来るだけ費用は掛けたくないので余っているコード電線を使用しました フレームはこれまた余っている塩ビ管を継ぎ足して作ります 庭のテラス屋根に固定しました この地域は比叡おろしが吹きますので 一階屋根のちょっと上に来るぐらいが適当かと 室内に引き込んだアンテナ線を目玉クリップにはんだ付けしロッドアンテナに挟みます さあっ どうや? バッチリでんがな..'ω' )b 狙っていたFM802とFMCOCOLOは申し分ないクリアな音質 このラジオ しっかり受信したらなかなか良い音が出ます 奮発して正解でしたわ~(^_^)v 結局新たに購入したものと言えば T字の両端につけるキャップ2個 電線の接続部を保護する熱収縮チューブ 電線をフレームにとめる結束バンド ロッドアンテナに挟む目玉クリップ 費用はなんとトータルで500円ぐらいです 管理人の労力は…まっ趣味ということで ^^ゞ こういう時にののは必ず聞くんですよね これ業者に頼んだらいくらぐらいになるの? まあ当たり前の話ですが 業者は仕事なので金をかけてキッチリした仕上がりにします かたや自作はコスパと実用重視で見てくれは二の次 そのかわり自分が納得できるものが作れるのでね 比較にはならないんですけど とりあえずはののを喜ばすために10万円ぐらいと答えておきました(~∀~) 久しぶりにラジオを聴いて 中学の頃父親にトランジスタラジオを買ってもらったことを思い出しました 憧れのソニーのスカイセンサーってやつでカッコ良かったです 子供部屋にテレビなんて夢のまた夢の時代でしたのでね ラジオは宝物でした 週末には枕元に置いて深夜まで聴いたもんです パソコンもスマホもネットもない時代 ダイヤルを回して電波を探るワクワク感 アナログならではのやさしい響き・・・ この梅雨の時季 ちょっぴり切ない雨音と なぜかラジオの音はしっくりくるんですよね しとしと雨の降る日は家でのんびりと ラヂオの時間です(^w^) 管理人のひとり言