2022/08/04 21:26

ののはしばらく冬ごもりならぬ夏ごもり中です

あつぅ~あっつぅ~言いながら

何やらチマチマ制作しとりま(^▽^)

秋がお楽しみですね~♪

(なにげにプレッシャー)

夏は管理人の季節です~

と言いたいところですが

この殺人的灼熱地獄はさすがにムリ!!

みなさんも気をつけてくださいねっ

ま こんな時は

クーラーの効いたところでゆっくりと

管理人のひとり言に付き合っていただきましょうかな(●´艸`)ムフフ

夏なのでね

ピリッと

コアなネタ?もいいですよ~



 

さて先日やまやへお酒を買いに行った時の話です

またまた酒かい( ̄◇ ̄;)

何を買うにしてもウイスキーコーナーは必ずチェックするんですよね

最近はちょっと一風変わったものに着目してましてね

おもしろい瓶とかを見るとお試ししたくなるんですよ

で今回はこれ

モンキーショルダーってやつ

瓶とネーミングがおもしろいので思わず買ってしまいました

比較的新しいブランドだそうですが

なんやねん猿の肩…って

調べてみるとこういうことです

ウイスキー作りの最初の過程は収穫したモルト(大麦麦芽)を燻しながら乾燥させるんです

その職人をモルトマンと言って ウイスキーの風味を決定させる重要な役目だそうです

朝から晩まで大量のモルトをシャベルでひたすらかき混ぜるもんですから

一日のハードな仕事を終えた後に誰かがこう言ったそうです

まるで猿が肩に乗ってるみたいだぜ!

乗ってるというかしがみついてるイメージでしょう

なるほど このネーミングは職人さんたちの苦労を称える意味があったんですね

なんで猿なのかはわかりませんが。。。

あとそれと 瓶の肩には三匹のお猿さんが乗ってるんです

これも意味があるんです

ふつうは蒸留所ごとに作られたものをシングルモルトって言うんですけど

このモンキーショルダーは三カ所の蒸留所をブレンドした

何でも世界初のブレンデッドモルトだそうです

なので三匹のお猿さんが合体してるんですね

三つの蒸留所のモルトマンたちがタッグを組んで

ひとつのウイスキーが誕生したってわけです

なんか動物が動物の上に乗って合体してる姿って滑稽で可愛いですよね

これを見て思ったのがグリム童話のブレーメンの音楽隊です



ロバの背中に犬がその上に猫がその上に鶏が乗っとります

なんじゃこりゃ?コッケイですぅ~

けどなんか微笑ましいですね^ω^

この物語の内容ですが

年老いて役立たずになり飼い主から虐待を受けていた同じ境遇の動物たちが

それぞれ飼い主の元から逃げ出し

みんなでブレーメンに行って音楽隊に入ろうってことになったのです

動物たちは生まれて初めての夢に心ワクワク

ブレーメンに向かって旅に出ます

道中で一軒の家を見つけます

窓から中を覗くとそれは盗賊たちのアジトでした

家の中には盗んだ財宝がザクザク 盗賊たちがおいしそうな食べ物を食べています

動物たちはとてもお腹が空いていたので盗賊たちを驚かして食べ物を頂こうと考えました

夜暗くなった頃 窓の外でこの姿になってみんな一斉に大合唱をしました

合体ロボならぬ合体アニマル~

驚いた盗賊たちは怪物だと思い慌てて逃げました

動物たちはおいしい食べ物にありつき

みんなで楽しく合唱して幸せに過ごしました・・・

ってか おまえらも盗んどるやんけ!

なんて野暮なことは言いません

動物なんでね

ただ単にお腹が空いていただけで財宝なんかは眼中にないんですよ

この物語が言わんとしてることは

役立たずとして邪魔者にされた動物たちも

種別を問わず協力し合えばまだまだ幸せに暮らすことが出来るってことです

あきらめず常に前向きに生きましょう…ってことですね

あと人間たちの醜い身勝手さを戒めています

我が子でさえも虐待で死なせてしまう世の中です

最近では車内放置によるものが多いですよね

まあでも 悲しいかなそれが人間界なのです

グリム童話なんて200年ぐらい前に作られたものですからね

人間の本質というものは何百年何千年経っても変わらないんですよ

とは言いつつも

自分自身を振り返って

無意識のうちに誰かを邪魔者扱いしてるかも知れないですよね

胸に手を当てて反省しなきゃ…です

みんないずれは役立たずになるんですからね

慈しみの心は大切です


さてさて肝心のモンキーショルダーの感想をば……

世界初のブレンデッドモルトと言っても

どれもスペイサイドのモルトなんです

スコッチウイスキーは産地が数種類あってそれぞれ特徴が違うんです

そのうちのスペイサイドって呼ばれる地方のはいちばん万人受けするものです

スコッチのロールスロイスと言われるマッカランもスペイサイドです

気品があってクセなく誰もが飲みやすいです

それがスペイサイドの一般的な特徴なんです

管理人はアイラモルトのような強烈なピート香が好みですがね・・・

ピートってのは海藻を多く含んだ泥が炭化したものを言います

それをモルトを燻す燃料にすることから海藻のヨード臭が付くんです

わかり易く言うと正露丸とかイソジン系の臭いですわ

クセになるとハマってしまいますが嫌いな人はとことん嫌いです

で スペイサイドはどちらかというとピートは控えめなんですけど

これはあえてピートも程よくブレンドされています

管理人的には良い意味での予想外なテイストです

全体的には若いアルコール感もあり

これは味も 実にオモシロイ!



蓋の封を開けると

今どき珍しい木製蓋の頭に型押しされた

ここにも三匹のお猿さんが。。。

ちょっと中身以外にコストかけてる?感もありましたが

洒落てます おもしろレベル高!




サラっちもたまに肩にしがみついてきます

いわゆるマウンティングってやつです。。。

まあマウントとられても大人しいので許しま~す(親バカ)

まるでサラっちが肩に乗ってるみたいだぜ!

ドッグショルダー!!…って

ちょっと犬ではムリがあるっぽいか

猫や鶏はすぐに降りそうだし・・・

やっぱ猿が肩にしがみつくイメージが最適なのね

ナットク~

モンキーショルダー

ナイスネーミングです(*・∀-)d



管理人のひとり言