2021/10/28 11:10
コロナもだいぶ落ち着いてきたようですが 果たして第6波はまた来るんでしょうかね SARSみたいに案外あっけなく消滅するかも知れませんよ まあそうなることを願っていますが どっちにしても もうええかげんに勘弁してもらいたいですなぁ~ 全国的に規制が緩和され街の活気も徐々に戻りつつありますが 10月の百万遍手づくり市でもそれは感じました 日本の近代史を語る上で戦前戦後というのは大きな区切りになっていますが このコロナ禍もそれぐらいの歴史的ポイントとなるのでしょうな コロナ前コロナ後ってな感じで・・・ 布工房ののにとってもこのコロナ禍は大きな区切りです 手づくり市の休止期間中は色々な事を考えさせられました いよいよミ〇ネとかク〇ーマなんかのネットモールにいくか? でもですね 先日の百万遍さんで改めて確信しましたよ やっぱりののは手づくり市でいかなアカン! 気持ちの繋がりをアナログで感じる醍醐味はやめられまへん~ ってコロナ禍を境に後期ののが再始動したってことです まあ後期というのなら当然前期もあるわけでして… ののを始めてかれこれ13年 管理人も百万遍の知恩寺さんには当初から同行していたのでね しっかりその歴史は見てきましたでぇ~ 思えばいろいろありました 当時は手づくり市ブームでしてね 全国的に有名な京都百万遍手づくり市には 北海道から九州まで全国各地から作家さんが集結していました 場所取りで必ずどこかで揉め事がありましたよ 時には怒号が飛び交うシーンもありました その時期を私たちは知恩寺戦国時代と呼んでいます 管理人も朝は臨戦モードでピリピリしてましたわ 来るなら来いやオーラを発しながら のの守護神としてド~ンと鎮座してました 時代は変わり 今ではすっかり平和になったもんです これは主催者さんたちの努力でもあります 何はともあれ平和がいちばんですぅ~♪ で 最初の頃はやっぱりあんまり売れなかったですね ほんとうに試行錯誤の繰り返しでした 5年目ぐらいからお馴染みさんが徐々に定着してきました やがて海外からのインバウンド消費も活発になってきました まさに苦節5年 あの頃を今でも懐かしんでいます 写真の日付は2008年10月15日 初出展の様子です… まったく要領がわからんかったのでみなさんドン引きの殿様出勤でした(-_-;) どこもすでに出展準備の最中でしたが ポッとひとつだけ場所が不自然に空いてました 聞くと長年そこに出展していた古株の方がたまたま先月で引退されたと・・・ きっとみんな恐れ多くて入らなかったのかも? これがビギナーズラックというやつか。。。 いきなりののさまの降臨! 以降13年間 ずっと梵鐘の前あたりに出させていただいてます ところでみなさん 管理人ってののさんの付き人&訳のわからんブログ書いてる人と思っていませんか? ふっふっふっ(ᅙωᅙ) 実は管理人も布工房のの作品の一部を制作してた過去があるんですよ~ まあ今でも革のベルトとかの付属品を作っていますがね ではちょっぴり前期のの管理人作品をご紹介いたします まずはこれ 初代のの看板 目立ったんですけどけっこうカサ高くてね^^; 当初ののは和風路線だったんですよ~ ののロゴもこんな感じの和風でした ふくろうストラップ これにはいろいろな思い出が詰まっています 当初はののが作っていたのですが 手間が掛かり過ぎて途中から管理人が制作を引き継ぎました 同じように作ってもどれも微妙に表情が違います ほんと我が子のようで楽しいです♪ ま ガラケー衰退と共に消滅しましたが。。。 でも2個ぐらい家にあったかも? それは管理人の形見に…だそうです ふくろうストラップの変形バージョン おざぶねこ 遊び心で10個限定で作りましたが いつの間にか全部売れてしまいましたね ふくろうよりさらに手間が掛かりました(-.-;) これまたふくろうの変態?バージョン みまもりふくろう さらにさらに超絶お手間いりでしたがけっこう作ったんですよ~ 男性や外国の方に人気でしたね 実はこのみまもりふくろうにはちょっぴり切ない物語があるんです… 子供のころ一本の木に空いた穴に入り込んだふくろうは あまりの居心地の良さにずっと木の中で過ごしました 時折穴から顔を出しては外の様子をうかがっていたので それを見た里の人々や動物たちは思いました あのふくろうは僕たちを見守ってくれているんだ…と そしてそのお礼に食べ物を運んでくれるようになりました おかげでふくろうはすっかり大きく成長し 気付けば穴から出られなくなっていました 自分のおかれた状況に悲観しつつも運命の儚さを悟ったふくろうは 以降 木の前を通る人々や動物たちの幸せを静かに見守るのでした それが自分ができる唯一の勤めであることに気付いたのです やがてふくろうは息絶え 亡きがらは木と同化し消滅しました 人々や動物たちはふくろうの姿が見えなくなり思いました あのふくろうは死んでしまったのか…と そして人々は豆や麦を 動物たちは木の実を その木の袂にそっと置き ふくろうがいた穴を見上げては思うのでした 僕も誰かの幸せを願いながら生きていこう…と (注)管理人の創作物語です このまんまるコースターはののが作ったものですが 生地は管理人が手織り機で織ったものです 練習用の安い糸で織ったのですが 綿の風合いが何ともいい味出てるんですよね~ まあ正直言って管理人もなんやかんやと楽しんでおります*⌒ω⌒* 過去の写真を見直すとほんとに色々作ったな~って これ全部売れたんや~と つくづくお買い上げいただいた方々に対する感謝の気持ちが 今さらながらですが ふつふつと湧き上がって来た次第です 作り手がワクワクすればお客さまもワクワクしますよね 布工房ののはここが折り返し まっ 先はあまり考えずにとりあえずはGo!です 前期のの…厳しくも楽しい良き時代でした あの頃のワクワク 忘れないよ(^0-) 管理人のひとり言