2021/07/18 20:32

このところお酒ネタが続きますけど。。。

先日の手づくり市でですね

ミニ樽のブログを読まれたお客さまがウイスキーに興味を持ったと話されて

管理人としても久々の食いつきネタ?となり喜ばしい限りです

普段は主にビールを飲まれているそうですが

女性でもハイボールにハマる方は結構おられると思います

どちらもシュワシュワ系のライトなお酒で

特に夏場はキリッとしたのど越しがたまらんですな

管理人もビールとハイボールを色々な角度から比較したことがあるんですよ

ビールといってもモドキですけど…

考えてみればビールはそれ単体で確立されてますが

ハイボールはウイスキーの炭酸割って いわば変態種なんでね

比較すること自体がナンセンスなんですけど

ビールモドキいわゆる第三のビールvsお徳用ウイスキー+最安炭酸水

どっちがお安いか試算してみました

アルコール度数と全体量を同等とした場合 二割から三割ぐらいハイボールの方が安くなります

本物のビールでしたら倍以上の差が出ますね

まあビールは缶代が結構ありそうな気がします

さらに第三のビールは増税されましたもんね

とは言え やっぱり一杯目はとりあえずビール(モドキ)だよね~

王道のとりビーは捨てがたいですな(*¯ ꒳¯*)

で このあいだ初めて自宅でハイボールを作って飲んでみたんですよ

居酒屋では何度か飲んだことがあるんですけど

薄すぎてマズい!という印象しかありませんでした

かさ増しの氷が多いせいでしょうな

以来ハイボールに対して変な先入観を植えつけられましてね

こんなもん女こどもの飲むもんじゃー!(こどもは飲んだらアカン)

てな感じでずっと邪道視してたんですわ

ま  マズいハイボールしか知らんかっただけです

余談ですが

管理人は以前巻きずしが大嫌いでして...

子供の頃 親戚のほうでお祭りがあってですね

手づくりの巻きずしが大皿に盛られていて

それをメインにみんなで食べるんですけどね

なんか甘ったるいかんぴょうとかが雑ぅ~に入ってて

見た目もマズそうで実際食べてもマズかったんですよ

(作った人スミマセン率直な感想です)

子供なんでね これが巻きずし!って脳にインプットされたわけです

なので40歳ぐらいになっても一切食べなかったんですわ

である時 巻きずしをおみやげで頂いたことがあってですね

うえぇ~なんて思いながら せっかく頂いたものなんで一切れだけ…と

世界が変わった・・・今までの数十年を後悔しましたね

やっぱちゃんとしたお店の巻きずしはしっかりウマい!

今ではスーパーの安もんでもフツーにおいしく食べています

たまご焼きのお寿司も同様ですな

ちゃんとしたお寿司屋さんのたまご焼きはウマい!

てなことで

ハイボールに関してもこのパターンに陥っていましたね

お気に入りのウイスキーで自分に合った割合で飲めば結構ウマいんすよっ

あなどれないです そして思いのほか奥が深いです。。。




先日やまやでこんなウイスキーが目に入ったので買ってみました

大型酒店を腕組みしながら時間をかけてフムフムと吟味するのは実に楽しいですね

昔はホームセンターが楽しかったですけど(^ω^)



中国醸造株式会社…ゲっ!CHINA産?

いや よく見ると日本の中国地方のことです^^;

ちなみにやっぱり誤解が多いため今年の春に改名されたそうです

何やら今度はハイカラなカタカナの社名でした

戸河内(とごうち)って広島県にあった地名ですって

2004年に合併して地名としては消滅したそうですが  そこに酒蔵があったという話です

何といっても瓶がオシャレでして

実はミニ樽で熟成し過ぎないように移し替える瓶が欲しかったんですわ

で 瓶に釣られて買ったようなものですけど

飲んでみるとこれがなかなかうまいんです

色はウイスキーとは思えんぐらい極めて薄いです

口に含むと一瞬アルコール臭がしますが嫌味はありません

全体的にすっきりクセのない若いお酒って感じです

で いちばんは飲みやすい!これこそハイボールにしたらむちゃウマでした

サントリーの白州に似た清々しい森林のイメージです

スコッチもいいけどジャパニーズウイスキーも独特の親しみ感があります

ま 酒の感想はそれぐらいにして

買って帰ってはじめて気付いたんですが

このウイスキーのラベルに書いてある文言がなんとも粋でして

パスカルが書した哲学書の一部抜粋なんですが

パスカルの原理の  あのパスカルです

圧力の国際基準単位になったほど功績のある人です

台風シーズンにはヘクトパスカルってよく聞くでしょ

ちなみにヘクトは100の単位のことです

彼は物理学者であって哲学者でもあった超天才です

人間は考える葦である…もこの人です



酒を与えないと

人は真理を見出せない

与えすぎても同様


ま 酒は神から与えられるものっていう前提で

簡単に言えば 適量の酒は気持ちをリラックスさせますよ~的な意味でしょうな

しっかり酒をリスペクトしとりまんがな( ̄◇ ̄;)

まあでも パスカルが酒と真理をかけるのはちょっと意外な一面を知りました

かたぶつの学者ってイメージでしたのでね

こういうことって自分の経験がないと言えないですわな

きっと彼もお酒を愛してたのでしょうな

でもおそらく 酒はあくまで比喩なんでしょう

酒飲んで真理を悟れるならワシゃ40年前にがっつり悟っとるわい!

まあ 仏教の「中道」と同じような意味なんでしょうかな…

琴の弦は張り過ぎたら切れるし緩め過ぎても音が出ないってやつです

でも頑張り過ぎず緩み過ぎずほどほどに生きるって実はとっても難しいんです

知らず知らずのうちに心はどちらかに寄って行ってしまいます

基本的に生き物はすべてほどほどってのが苦手なんですよ

そもそもファジーの概念なんて持ち合わせていないのでね

どっちもつかず宙ぶらりんはとても不安だからです

なので中道の精神って簡単に思うけど簡単にはいかないんです

自分の心をしっかりコントロール出来ていないとムリなんです

お酒もそれと同じですよね まあお酒に限らずですけど

前回ブログでも触れましたが お金や財産でも言えることです

ほどほどを知れば真理が見えてくるって

パスやんはそう言ってるんでしょうね

う~む 哲学やのぉ~(≡ω≡)))


しかしこの一節をラベルに記すってのも ええセンスしとりまんなぁ~

瓶と言い味と言い 気に入ったぁ~!o(^▽^)o

ま 価格的にも高くも安くもないって位置付けなので

管理人お気に入りウイスキーの列に加わっていただきましょー

楽しみがまたひとつ増えましたが

くれぐれも量はほどほどにしま~す*⌒ω⌒*



管理人のひとり言