2021/03/31 20:40

信州に行ってきました

GOTOトラベルはありませんが(。-_-。)

もともとは管理人の還暦旅行を去年に計画していたんですけど

コロナ禍により一旦延期ということになりまして・・・

でもいまだ収束の気配すらない状態ですのでね

こんな調子ではいつまで経っても行けへんなぁ…って

ちょっとまだ躊躇する部分はあったのですが

苦境の観光業を助けるって大義名分のもと(無理やり?)

コロナに注意しつつ楽しむことにしました

でも損得は別にしてGOTO休止中の方が空いていてよかったです~ヽ(・∀・)

 

去年に計画していた旅行は北陸の方だったのですが

今回なぜに信州となったのかは理由がありまして…

この度次男が念願の?長野県の教職として働くことになり

本人はひと足早く現地入りしていたんですが

積み切れなかった荷物を運ぶついでに温泉でも泊まるか~…というノリです

初赴任先が白馬高校って なんか青春ドラマっぽいですなあ(^∇^)

このあたりは管理人も何度か来たことがありますが

純白を纏った北アルプスの景観がなんとも素晴らしいんですよね

私たち家族はキャンプで信州とか飛騨を主に行ってましたので  みんなこの地域に思い入れがあるんです

次男が長野を第一志望に選んだのも  子供の頃の微かな思い出もちょっとは影響してるのかな?

以前に言っておったのですが 地元や慣れた地ではなく未知の地でスタートしたいらしいです

わが子ながら見上げたフロンティア精神ですなぁ (´-ω-)ウム

まあドラマのように甘くはいかないでしょうけど

リアルな人生において 思い出が手を引いてくれてる…って感じる時は確かにあります

結局は 自分が気に入った場所が自分にとっての最強のパワースポットなんでしょうね


サラっちは今回初めてペットホテルでお泊りです

一応ペット可の宿も考えたのですが

半日ドライブでさえ絶えず興奮しまくりなので

さすがにサラっちも私たちも疲れ果てるのが目に見えてますのでね。。。

目的地は次男の宿舎がある大町市です

時間的計画を考えて未明からの出発になりましたが  その辺は手づくり市で慣れっこで~すο(*´˘`*)ο

サラっちは出発前日からお世話になっている獣医さん併設のペットホテルです

まあポ~とした性質なんで スタッフにもそれなりになつくでしょう(^ω^)

 

松本に着いたのが7時半ごろ

思ったより順調に早く着きました

上高地方面の起点ともなる街ですが

ここら辺の観光スポットと言えば松本城ぐらいですかね

でもなんか この歳になるとですね

国宝と言えども人の造ったものに興味がわかないですねぇ  冷めちゃったですね~

でもせっかくなので外観をパチリ(^_^)v


で さらに北上して大町に到着

ここは立山に抜ける黒部アルペンルートの起点です

黒四ダムも過去に2回見に来てますのでね

今回はこの地域のスポット観光はすべてパスです


北アルプスは後立山連峰の雄姿

ここにはこれがあれば 他には何もいりましぇ~ん!

千年経っても変わらない姿がいちばん美しいですな


次男と合流し まだ早い時間でしたのでいちおう白馬まで足を延ばしました

昔のスキーブームの栄華を想像させる絶妙のすたびれ感・・・

こういうのを「エモい」って言うんでしょうかね

といっても今でも登山やスキーの人気エリアに違いはありません

ノースフェースやパタゴニアといったアウトドアブランドのおしゃれな店が民家と混じって並んでいるシュールさも 決して嫌いではない光景です

スノーピークとスタバがコラボしたというカフェ  裏はキャンプ場になっています



まだまだ時間的に余裕がありましたので 山道をぐねぐね一時間あまり走り  戸隠まで蕎麦を食べに行きました 

まだ残雪が多くて  昔キャンプに来たイメージとはずいぶん違いました

美味しいと評判のお店  コロナ禍の平日でありながらも結構はやっています

 

さあ お楽しみのお宿は葛(くず)温泉という所

小規模ですが知る人ぞ知る山あいの隠れ家的な雰囲気です

大町市街から山に向かって車で30分ぐらいです

大町といえば大町温泉郷が有名ですが

実は大町温泉郷の湯はこの葛温泉から引いているそうで  すごく湯量が豊富なんです

旅館の床下に湯を通して床暖房にしてるんですって

まだ肌寒さが残るこの時期にはありがたいです

 

日本の温泉で源泉かけ流しの所は意外と少なく 大多数の温泉は加熱循環しています

葛温泉はもちろん正真正銘の源泉かけ流し

日本が誇る THE ONSEN!です

葛温泉には旅館は3軒だけで どこも小ぢんまりした宿です

午後4時までは日帰り入浴も可能ということで人もいましたが

コロナ禍により宿泊数を減らしているようでして

ちなみにこの旅館は一日3組までのようです

ひょっとしてもしかして 今日は宿まるごと貸切りかも?!


豪華さはありませんが家庭的な美味しさで 何とも距離感の近いお料理です

食堂には他にお客さんがおられなかったのでやっぱり今日は自分たちだけでした

ちょっぴり申し訳ない気がしましたが  とても温かく接していただきました

旅館貸し切りなんてなかなか出来ない貴重な体験ですぅ

大義名分を果たすべく ビールや地酒もしこたまいただきました~ (^-^)


ひとりで浸かる夜の露天風呂 目の前は真っ暗な雑木林

ちょっぴり怖い気もしましたが 異空間な世界にどっぷり身を委ねました

ある意味とっても贅沢な還暦&就職記念旅行になりました

またいつかリピートしたい身も心も温まるお宿です



翌日は宿舎に荷運びを手伝ってからとっとと帰りました

息子たちはやっとこれで自立したけど

まだ数年は旅立たないであろう白ムスメが待っていますのでね。。。

親バカはまだまだ続きそうです("^ω^)



管理人のひとり言