2020/12/23 21:31
今年も押し迫って参りました ほんとうに時の流れは早いものです 今日は京都の老人ホームに入っているお袋に 日用品等の必要物資を届けに行きました 通常は居室に入ってたわいもない話で盛り上がっているのですが コロナ禍になってからはほぼ面会禁止となっておりまして ちょっと一時期感染が落ち着いた時に二度ほど会ったぐらいです 電話でやり取りしてる感では 別に寂しくもなんともない様子で意外と元気なんですよね まあ基本 独りのほうが気楽でええというタイプなんでね でまあ 今日も物資だけスタッフにお願いしたんですけど その際にある書類を渡されまして 万が一入居者がコロナ感染になった時の対応をどうするかというものです ここのところ京都でも感染が急増しているのでね 施設内でクラスター発生でもしたらパニックになりますので ある程度事前に意向を確認しておく方がスムーズに対応できますので 施設側の思いももっともな話かと・・・ 説明をよく聞くと どうやらコロナに限らずということで ぶっちゃけの話 もしもの時の延命処置の確認なんですな これが 何らかの急病であろうが餅を喉に詰まらせた場合であろうが 死にかけてる場合はどうするかって話ですわ 確かに お袋はいつも面会の度に 早よお迎えに来て欲しいわ~ とか どうやったら楽に死ねるやろかな~ とか 笑いながら言ってますが あながち冗談でもない本心が八割ぐらいあるんでしょうな 施設のスタッフもそんな人間を朝から晩まで相手にしてると 何のために仕事しとるんかという葛藤に苛まれるのもわかる気がします 自己弁護ではないですが念のため言っときます 老人ホームでもどちらかと言えば良い部類の所だと思いますし お袋も特に環境的に不満は言ったことありません まあ人間関係は多少何やらあるようですが それは娑婆世界でも同じですよね この年代の人間はハッキリ言って管理人の月給と変わらんぐらい年金貰っとるんですわ むしろ医療費とか入れたら足が出てるぐらい毎月お金払ってるんですよ~ いつも皮肉っぽく言ってるんですが 極めて環境の良い牢獄やな。。。って 三度のご飯は美味しいらしいし 全館空調完備で 夏も冬もわからんぐらいです 色々とリクリエーションなんかもやってくれてるし 逆に羨ましいぐらいの環境なんですけどね ただいかんせん 体が老いているので能動的不自由が根本にあるので 結果的にはある意味で牢獄みたいなもんですわな まだお袋の場合は杖ついてゆっくり歩けるのでマシなんですけどね でも正直 生きている意味とかそんなもん 今さら考える余地も気力もないでしょうな まあ そういう実の母子にしか出来ないやり取りも まだまだこなせるぐらい脳みそはしっかりしてるようで こっちとしてもそんな唐突にもしもの時って言われてもね~ 本人に生きる欲がないのならヘタに延命を希望するのも ちょっと違うんではないかなぁ~ ましてやコロナで医療が逼迫しているという状況で 棺桶に両足突っ込んでる年寄りを何とか生かさせてくれ~なんて言えないですわな 急がないのでゆっくりお考え下さいって言われ 帰りの車の中でののと話をしたのですが よくよく考えればですね 誰でも死ぬ時はある程度苦しいと思うんです 中には眠ってそのまま死んでしまったという人もいるでしょうけど 実はほんの一瞬でも苦しいと思いますよ で そのあとは意識がなくなるわけです ということは そのまま天国に直行できるって寸法 まあ地獄かも知れませんが…("^ω^) それを無理やり延命処置して生き返ったとして またいずれは苦しい目に遭わないといけない訳ですわ 一切皆苦 この世はすべて苦しみであるという真理です なんでまた そんな世界に何度も何度も引き戻されなあかんねん! まだまだ将来のある人なら生かさねばならないでしょうが 何度も言うように 棺桶に両足突っ込んでる年寄りなんでね・・・ いかに医学が発達しようとも 自ら生命を維持できなくなったらそれがその人の天命だと思います ただ生き延びるだけの医療技術は不要です 酷な言い方かも知れませんが 生き物の命は 自然に任されてこそ世の中のバランスが保てるんではないでしょうか 結局 時間をかけてまで思い悩む必要はないんですよね 自分自身がそういう状態になった時 家族にどうしてもらいたいか それを考えれば それが答えなんです・・・ ちょっとだけいいものを買って 今日が我が家のクリスマスパーティー! 今年は恒例の打ち上げ外食は無しにしましたのでね ちょっと贅沢な赤ワインを!・・・と思いましたが ビンボー症なわたしたちは結局千円以下のワインに("^ω^) そのかわりお肉とチーズはちょっと奮発ぅ うん やっぱりおうちごはんがサイコー\(^o^)/ 勿論サラっちもクリスマススペシャルバージョンだよ~((´∀`)) 管理人のひとり言