2020/08/08 20:51
広島長崎への原爆投下から今年で75年ですか・・・ 現在生存している被爆者にとっても 当時は年端もいかない頃の出来事でしたので 今さら何をどうこう主張することも 怒りをあらわにする理由も見出せず ただ 核兵器というものがいかに残酷で非人道的であることを 実体験した身を以って後世へと語り継ぐしかないのですね その生き証人も今後10年以内にはほとんどが亡くなっていき 教科書の1ページとして あるいはネット記事でのデジタル活字として残るのみで やがて一部の人たちの間で語られる単なる歴史ネタとなるのでしょうかね ここへ来てアメリカの新聞で 原爆投下は戦争を終結させるものではなかったという説が出て来ているそうです これまで一貫して正当化してきたのですがね コロナのパンデミックの影響なのか ちょっとは人の痛みも理解できて来たのかな? 勝てば官軍負ければ賊軍とは言いますが 勝ち続けることと正義であることはまったく関係がありません アメリカがどう正当化の理屈をつけても 現代の国際的な見かたでは突っ込みどころ満載です 理由はどうあれ 罪のない民間人がいっぱい犠牲になってるのでね 戦勝国であれば許されるなんて道理はそもそもありえません 心から反省することで初めて許されるのです 広島型と長崎型とはどちらも原爆には違いないんですが 実は構造も使用する核物質もぜんぜん違うんです まあ車で例えれば ガソリンエンジン車と電気自動車の違いみたいなもんかな この種類の異なる原爆を同じ国に戦争末期のほぼ同時期に投下するということがどういうことか よくよく考えてみればわかることです 核兵器の威力の実戦的実験 と同時に全世界に向けた武力の誇示 いちばん根底にあるのはやはり人種差別です 当時は(今も?)アジア人はかなり見下されていたのでね… 同時期アメリカの敵国であったドイツに一発でも落とさなかったのは 日本が島国という実験に持ってこいな地理的条件と 白人至上主義から来るものというのが本音なんでしょう 島の猿どもなんていくら死んでも構わんわい! 乱暴な表現をすればそういうことです まあ今さら戦時中の世界情勢を論じるのはナンセンスもいいとこですが 今や世界の国々でいちばん仲良しとされている日米が 地球史上唯一の核兵器を使用した側と受けた側なんて皮肉なことです 国が国なら千年恨まれても不思議ではないところですな いきなり話は飛びますが 管理人が高校生の頃の修学旅行は九州でして 長崎と大分を廻ってフェリーで帰って来るってものでした 往きは新幹線で 車内ではみんな浮かれてましたね 担任の先生が飛び込んできて怒鳴るんです 「お前ら!車内販売のおねえさんがここ通るの嫌やて言うてるぞ!」 その車両を通らんことには全車両に販売に行けないんでね 列車のスタッフを通じて苦情があったらしいです 決して法に触れるような行為は誰もしてないんでしょうけど まあ40年以上も昔の工業高校でしたのでね あまり行儀のよろしくない野郎ばっかりでしたので… と言いながらも 若い担任の先生は笑いながら怒っていました("^ω^) こんな調子でしたのでね 九州に到着してその後三日間は同じ観光バスで周遊するってことで 当然バスガイドさんもずっと同じ人が付く訳なんです 年の頃は20代前半でしょうかね かわいい女性でした ああ~これは・・・と担任も一応クギを刺してはいたんですが その心配は杞憂に終わりました やはりその道のプロ 多少のからかいにはとても上手にいなします 学校での流行り言葉は何かと訊ねられて 誰かが「ダサい」って言葉を挙げたんです 今では全国標準語レベルになっていますけど 当時そのおねえさんは知らなかったんですよね 「ダサい?何それ?」ってな反応で・・・ まあ東京あたりから始まって西へ東へと広まりつつあったけど まだ九州には上陸してなかったのでしょうな パソコンや携帯電話なんて影も形もない時代ですもんね そんなローカル色豊かで気さくなおねえさんだったんで 一日目の長崎観光でのガイドでみんなすっかり手なずけられました テレビなどではあまり語られない現地ならではの切ない逸話や 心悼む鎮魂歌を伴奏もなくしっとりと歌う声に パンチパーマに眉毛のないヤンキーどもも借りてきた猫のようになっていました 自分たちよりほんの少し年上なだけの若い女性が あたかも原爆を実体験した語り部のように 心の奥にまで食い込んでくるものがありました 学校での授業中ではありえないような 静まり返ったバス車内とみんなの表情・・・ この時期になると思い出すんですよね そして ちょっぴり胸が締め付けられます 時代が進むにつれ それらは代弁代弁となってはいくんでしょうけど やっぱり 心で語り継ぐことって大切なんですね そのおねえさん ええおばちゃんになってるんやろなぁ~ さすがにバスガイドは引退してる年齢やろうけど いつまでも誰かに語り継いでいてもらいたいもんです 日本の夏 暑いだけではない何かがあるんでしょうね 日本の心 ほんの一点 気付かなければ決して見えないものが きっとあるんでしょう ずっとずっと 継ぐべき何かが・・・
管理人のひとり言
