2018/05/27 18:55
もう何十年ぶりかわかりませんが
大文字山に登ってきました
ふつうは京都側の銀閣寺横からがもっともポピュラーで早く登れるんですが
実はいろいろなルートがありまして
変態的山歩きが好きな管理人は大津のびわ湖側から登りました
変態的と言っても全裸で山を歩く訳ではありませんよ
あまり人が行かないような まあ言えばマイナーなルートというか
なお且つ危険性のないところを選んで行くという意味です (*´꒳`*)

要するにあの山を越すわけですわ
このルートも過去に登ってるんですけどね
はるか昔過ぎてほとんど忘れてしまってます("^ω^)・・・
舗装された林道をひたすら歩くとやがて皇子山カントリークラブというゴルフ場に出ます
そのあたりから注意深く見ていると取り付きの山道を見つけることができました
ただ このあたりは林業道が縦横無尽に走っているので油断はできません
低山の恐ろしいところはそこでして
新潟で行方不明になっている父子もおそらくそれで道に迷って事故にあったのではないかと・・・
いわゆる木こり道に入ってしまうと途中でいきなり道が途切れていますもんね
管理人もビギナーの頃は何度か冷や汗かきましたよ…
よく言われているように 道に迷ったら下るのは禁物 必ず行き詰まります
つらくとも正規の道がわかる所まで引き返しましょう

ここは航空施設がど~んと居座っていて山頂には立ち入り禁止です
無線標識ポイントと書いてあり 大きなアンテナっぽいものがありました
戦国時代では近江と京を結ぶ近道として「如意越え」と言われていたそうで
合戦の舞台ともなってお城もあったそうです
ぜんぜんそんな風には思えないですが。。。

山頂からの京都市内です 中部から南の方面が眺められます
建物がひしめき合ってモザイクのようになっていますね
京都ってやっぱり都会なんやな~って これを見て思いました

ご存じ 大文字の火床です
毎年8月16日に送り火がされるところです
ここは「大」のいちばん上の部分
ここからは御所や下鴨神社の糺の森など京都市の北部がよく見えます
手軽に登れて人気の山なので外国の方も多かったですよ
でも管理人はあまり人の多い山は嫌なので とっとと京都側に下りました


ハルジオンの方が少し早いですが どちらも5月をメインに咲く花です
みなさんも道端でよく目にすると思います
よく似ていて混合するのですが 意識をすると違いがあって面白いんです
葉っぱの形や背の高さなんかも違いますが
花の微妙な違いで見分けるのが管理人的には好きなんです
写真ではちょっとわかりづらいかも知れませんが
ハルジオンは花弁がわさわさとブラシのようで野性的です
ヒメジョオンはよく見ると一本一本が整った花弁の形です 名前の如く品がありますね
この両者を見るといつも思い出します
7年前の5月 愛犬シオンが病気で死にました
そして4年前の5月 サラっちが車にはねられ瀕死の重体になりました
幸いに一命を取り留めましたが 聴覚を失いました
管理人の不注意から起きた事故でしたので
サラっちには精一杯の愛情を注いでやろうと・・・
ハルジオンもヒメジョオンも
5月の風に吹かれて くるくると元気よく動くものだから
シャッターを押すのに幾度となく躊躇していると
ふと これが世の本質なのかな…なんて哲学っぽくなったりしちゃって…
どこかの世界にいるシオンも きっと元気に走り回ってるんやろな
何を考えることもなく ただ楽しそうに・・・
シオンとの思い出 能登島のキャンプ場にて
11年前の5月です

白くて品がありそうですね 見た目だけは…ですが(^ω^)・・・
管理人のひとり言