2018/01/19 21:33
寒くて外へ出る気がしない時は読書がいいですね
ここ何年かはもっぱら仏教関係の本しか読んでいませんが
小説なんかもハマると面白いんですけどね
どうも管理人は情景を思い浮かべながらじっくり読むタイプですので
読み終えるのに相当時間が掛かるんですわ (-。-;
一冊の本を半日で読んでしまう人の脳内回路はどうなっとるんやろ(@_@;)
なので管理人は フィクションの世界は映画で楽しむことにしています

阿含経は初期仏教の経典です
左側の三冊ですが
文庫本でありながら 三冊で六千円近くするんですよね
そして とてもブ厚い!
お気に入りのブックカバー付けられるんかいな(汗)
自分でも今さら感があるんですが
右側の七冊は初期仏教学の第一人者である中村元先生のブッダのことばシリーズでして
こちらは仏教バイブルとしてかれこれ20年近く何度も繰り返し読んでいるんです
実はこの二者 内容的にはほぼ同じなんです
ブッダ時代の言語に近いパーリ語をそのまま日本語に訳したものと
漢訳を経て日本語に訳された違いだけです 基本的に...
著者が違うので意味の取り方は多少違ったりはしますが 逆にそのへんが興味深いところです
ただ これは人によって賛否があるようなんですが
阿含経には漢訳された段階で大乗の教えも若干混ざっているようでして
大乗仏教は後世の作りものであって ぶっちゃけ初期仏教サイドから見れば偽経なんです
でもその反面 いかにもありがたみのありそうな万人受けする教えでもある訳なんです
そのあたりもちょこっと読んでみたかったのもあるんですが…
生粋の初期仏教であるブッダのことばシリーズをしっかり理解した上でこの阿含経典を読むのがベストな感じですかね
ちなみに この阿含経典の著者である増谷文雄先生も中村先生と双璧をなす仏教学の権威です
ご両人とも とうの昔に鬼籍にお入りになられましたが…
こんな寒い夜は早々にふとんをかぶって
ブッダが語ったことばで以って 心温かく眠るとしましょう
いつも数ページで眠りこけてしまいますが (´-ω-`)
三冊全部読み終えるのに一年ぐらいかかりそうやな("^ω^)・・・
管理人のひとり言