2017/06/22 21:51


石山駅からバスでアルプス登山口まで行きます
乗客は途中までは三人 その後は管理人ひとりだけ
なんか自分だけのためにどでかいバスを走らせてもらって申し訳ない気になりましたが
いちおう路線バスなので乗客無しでもちゃんと終点まで行きます

滋賀県民でありながら初めて登りました
どうもイメージ的には湖南アルプス=河原で飯ごうすいさん
飯ごうすいさんって言葉 今の若者に言っても通じないですね
今で言うデイキャンプですね

3千メートル級の日本アルプスの頂きを目指していた頃
何がアルプスじゃ お子ちゃまの山歩きやないか
と 完璧に馬鹿にしておりました




だらだら登りの林道を歩くこと30分
迎え不動という祠があります
湖南アルプスの主峰である太神山(たなかみやま)は信仰の山ですが
今回はそこには登らず 手前の堂山という山に登ります




この川を渡った向こう側が堂山への取り付き道です
前日の雨でけっこう水量がありますが
なんとか飛び石で渡れました




沢筋を登ります
ちっちゃい滝が随所にあります
これは夫婦滝ですね




これがひとつの見どころの鎧堰堤(よろいえんてい)
確かに武将の鎧みたいですね
明治時代にオランダ人技師が施工したらしいです




沢筋を詰めて稜線へと出るとパッと視界が開けました
あれが堂山です
双耳峰のようです
いくつもピークがあるあたりがアルプスと言われる所以なんですね




そしてもうひとつアルプスと言われる理由
低山でありながらこの岩々の迫力
花崗岩はもろくて滑りやすいので岩場にも神経を使います
これはちょっとお子ちゃまではムリやな。。。




ここが堂山の山頂です
標高384メートル。。。
あきらかに体感的には千メートル級なのですが・・・




琵琶湖を挟んでぼくんちの裏山?である比叡山と右側は比良山系が見えます
ここが比叡山の半分以下の標高とはとても思えない大パノラマ感




昼はお決まりのカップヌードル
カップヌードルは山メシでは最強ですね
その根拠をまあ聞いてください
インスタントラーメンは登山で消費したカロリーと水分と塩分が同時に採れるのは周知の上ですが
カップヌードルシリーズがいいのはね カップが紙なんですよ
昔は発泡スチロールだったんですが これ 山に持って行くと割れたり穴あいたりするんですわ
そうなったら最悪で悲惨なんですわ
でも今は紙なんです 紙だけに神がかっているんです
絶対に割れないし紙と言ってもすごく丈夫で穴もあきません
牛乳パックの材質に似ていますがそれより丈夫ですね
で 食べ終わったらクシャと潰して帰って燃えるゴミです
それでね これはあまり人には知られていないことなんですが
非常時にですね これね 着火剤になるんです
ふつうの紙はすぐ燃え尽きてしまいますが
かなり圧縮された紙なので火持ちするんです
しかも内側にコーティングされている物質がよく燃えるんです
一度試しに燃やしてみてください(危険のない範囲で)



もちろん食後にコーヒーを淹れました
谷を挟んで向こう側は湖南アルプスのメイン縦走路です
といっても標高500~600メートルなんですが
本当に見た感じアルプスです

この山域は気に入りましたね また来ます
今まで馬鹿にしていた自分を自分で叱ってやりました




本日出会った生き物(苦手な方のために写真ちっちゃくしました)
シマヘビくんで~す
ヘビは嫌いではないですが(好きでもないですが)
急に足元でうごめくとやっぱりビックリしますね
こっちがビックリさせたんですが("^ω^)・・・



家に帰るとこの生き物がやってきました

おかえり~ おみやげは~???
なんかちょうだい~!



管理人のひとり言